加湿器の湿度表示について

加湿器の湿度表示について

・湿度表示は許容範囲±10%の仕様となります。
・湿度表示は相対湿度(空気中の水分の割合)を表示します。
・湿度センサーはスウェーデン製のセンサーを採用しています。
・環境湿度と製品内部の湿度との差を補正したあとの数値を表示します。
・補正プログラムでは、水蒸気が出始めた段階から湿度センサーの補正を開始します。

 

湿度計との表示違いについて

・スチーム加湿器の湿度表示は大まかな目安であり市販の湿度計の湿度表示とは異なることがあります。
・湿度表示は目安としてご使用ください。

 

とても大雑把な説明で申し訳ありませんが、結論から簡潔に誤解を恐れず言えば、「ほとんどの湿度計は正しく表示されません。」複数の機器を並べるの一致することはほとんどありませんし、20%以上の差が発生することも稀ではありません。

 

複数の機器がある場合、並べて使用すると「どれが正しいのか?」というふうに考えるのが心情ではありますが、誤解を恐れず言えば、「全て正しくない」が正しいです。


正確に表示される湿度計は、表示誤差を明記しているものであり、ほとんどの場合アナログとなります。正しい湿度表示を求める場合は、日本製センサーを使用している高精度湿度計をご使用ください。EMPEX 社の製品がおすすめです。表示誤差は±2%となります。

 


◾️市販の湿度計について

前提として、市販の湿度計は基本的に誤差2%以内のような正確な湿度表示は行えません。同じ品番の製品でも同じ数値を示さない場合が数多くあります。理由は許容範囲、センサーの種類と精度、経年劣化、測定場所など多岐にわたります。

11月26日 17:25 記録
  • 異なるメーカーの電子式湿度計。白いものは高く出やすく、丸いものは低く出やすい。
  • 差はメーカーによる違いではなく、個体差によるもの。

 

 

 

◾️許容範囲設定

・一般的な湿度計は許容範囲±5%〜7%程度です。
・本製品は、許容範囲±10%です。

 

許容範囲とは、正確な湿度が例えば50%だった場合。許容範囲±5%であれば、45%〜55%の間で表示するのは正常な範囲である。という内容です。

 

つまり、同じ品番の製品を並べてみても10%の差が発生してしまいますが、許容範囲内です。±10%の製品と±10%の製品を並べた場合は最大20%の開きが発生します。さらに、センサーはデリケートなので経年劣化で差は広がります。

 

つまり、複数の湿度計を並べて測ろうとすると、偶然それぞれ一致することもありますが、驚くほど数値が離れて混乱する、ということもあります。湿度計の精度とは正確な数値を測るためのものではなく、目安として確認するためのものです。

 

正確に湿度を計測する方法はありますが、高額なセンサーの選別が必要だったり、測定空間を整える必要があったり、とても難しいことなので、目安として確認できるように作られているのが湿度計という製品です。

 


◾️測定場所や環境

湿度は温度によって変化します。暖かい空気は上に登り、冷たい空気は下におります。つまり部屋の数分量が同じであったとしても、上は高音多湿、下は低温低湿、という状況が発生することがあります。

 

 

実際の表示誤差について

湿度計よって、多めに出る機器、少なめに出る機器は存在しますが、それらの機器でも必ずしも多め少なめに出るというわけでもなく、ほとんど同じ数字になる場合もあります。時々で誤差が発生します。

11月26日 18:23 記録

 

丸いものは低く出やすい個体でしたが、状況によっては他よりも高く出る場合もあります。

12月3日 23:09 記録

この場合アナログの湿度計は電子式に比べ比較的精度が高く、誤差±3%のものになりますが、この場にある湿度計の中で最も低い数値を出しています。

 

12月5日 22:42 記録

 

12月6日 14:48 記録

複数の機器がある場合、並べて使用すると「どれが正しいのか?」というふうに考えるのが心情ではありますが、誤解を恐れず言えば、「全て正しくない」が正しいです。あくまで目安としてお使いください。

 

市販の湿度計が必ずしも常に正しい数値を出すものではありません。センサーだけでなく温度も関係しますので、湿度計があくまで目安表示である理由については、湿度についてのコンテンツもご確認ください。

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